理想を現実に、持続可能に。本気で創りたい理想がある高校生のための本気のインターンシップ。【THINK FLAT CAMP】
2025.05.30

「何かをやってみたい、でもその何かはわからない。」
「挑戦したいことはあるけど、どうやればいいかわからない。きっかけがない。」
今の環境と挑戦の間にゆれるあなたを、新たな世界に連れて行ってくれるプログラムがこの夏に開幕します!
「THINK FLAT CAMP(以下、TFC)」は、同世代の仲間、社会人メンターと共に”あなたの理想の社会”を作り上げる中高生向けの課外活動プログラムです。
この記事では、「一歩踏み出しきれないな、と感じる子のサポートをしたい」と熱く語る、TFC担当の杉山さんと富山さんと 、課外活動経験なし、身ひとつでこの場に飛び込んだ蒼太郎くんのインタビューをお届け。
挑戦との狭間に揺れるあなたに、挑戦の向こう側へ行くきっかけを。
このTHINK FLAT CAMPで掴み取りませんか?
(取材・執筆=新井悠斗)
THINK FLAT CAMPってどんな学生に来てほしい?
ーーまず、THINK FLAT CAMPにはどんな学生に参加してほしいですか?
担当者(杉山さん): 将来、世界を良くしていきたいとか、世の中を良くしていきたいという熱意を持っている方ですね。誰かのためじゃなくても、自分がそうなっていきたいという人にもぜひ参加して欲しいなと思っています。
担当者(富山さん): THINK FLAT CAMPを運営するネットプロクテンションズには「次の当たり前を作る」というミッションがあります。そこから派生して、次世代の皆さんとも次の当たり前をつくり、社会に価値を発揮していける取り組みをしていきたい。そのためのTHINK FLAT CAMPです。なので、すでに活発に活動している子というよりは、「一歩踏み出しきれないな」と感じている子に参加してほしいなと思っています。私たち大人や同世代の仲間と共に次の当たり前を作る活動を通じて、周りを巻き込みながら自分がやりたいことを実現していくことを目指してほしい。という想いがあります。
仲間やメンターと「本気でぶつかり合う」意味って何ですか?
ーー特に、これから一歩踏み出す学生が主な対象なんですね。その中で、自分一人の理想だけではなく、それを同世代の仲間や社会人のメンターにぶつけて、共に実現していこうとすることがTHINK FLAT CAMPの大きな特徴ですよね。それによって、参加した学生たちにどんな変化や成長があったんでしょうか?
担当者(富山さん): もちろん「社会にこういうことをしたい」と明確なビジョンがある学生さんには、それを実現していくためのフォローをしていきます。ただ、まだ何も見えてない学生さんも対象にしているので、自分自身がそもそも社会に対して何をしたいのかを考えるきっかけとして、THINK FLAT CAMPの5日間を使ってもらっているケースもあります。自分と向き合うことと、周りの仲間と向き合うことを、すごく大切にしているんです。
ーー社会人であるメンターが本気でぶつかってきてくれることも魅力の一つだと思います。ビジネスパーソンがこの場で中高生と関わることで、どんなインパクトが起こっているんでしょうか?
担当者(富山さん): 「コミュニケーション能力が上がった」という声がアンケートを中心によく聞かれます。また、ネットプロテクションズの社風である「自分の思いを大切にする価値観」に影響を受けてか「社会人像がだいぶ変わった」というコメントも多いですね。働くことに対してネガティブなイメージを持っていた子が、「こんなに楽しそうに仕事をしている人が世の中にいるんだ」と言ってくれました。
参加担当者の皆さんにとってのTHINK FLAT CAMP
ーー お二人が、THINK FLAT CAMP自体へ関わり始めたきっかけをお聞かせいただけますか?
担当者(富山さん): この活動が目指していることにすごく共感しているのと、私自身が「目の前の人ができるだけハッピーになってほしい」「自分自身で意思決定をしっかりしていく人が増えてほしい」という思いが元々あって。それを伝える手段としてTHINK FLAT CAMPに参加しました。
私自身は漠然と生きていたんですけれど、就活の時期に人との対話を繰り返す中で、やりたいことをしっかりやっていくことでお金をもらえることって最高だなって思って。もっと本質的な価値のあるもので生活していきたいという軸ができたのも、参加した理由のひとつです。
担当者(杉山さん): 僕は学生時代にTHINK FLAT CAMPのようなイベントによく参加していました。その当時から、大人や周りの人たちに助けられながら生きてきたという感覚がすごく強いんです。かっこいい大人たちが、自分の本当にやりたいように生きていたり、誰かのために自分のパワーを使っているような大人ってすごい素敵で、そういう人たちを見てると、みんな幸せそうだったし、毎日仲間が周りにもいて楽しそうだなと。
そういう人が、世の中にもっと増えるといいなと思っていたんです。THINK FLAT CAMPは、そういう人を目指せる人を見つけたり、さらに伸ばしていくいい機会だなと思っていて、この会社に入社して数年経ったタイミングで、ジョインさせてもらいました。
ーーメンターとして関わっている中で、ご自身が変化したことや気づいたことはありますか?
担当者(杉山さん): THINK FLAT CAMPでは、普段の仕事と全く違う頭の使い方をするんですよね。仕事をしていると「これはこういうものだ」という固定概念に、気づかないうちに固まりがちになると思うんです。それを参加者の学生たちはどんどん壊してくれる。「ここってもっとこういう発想していいんだっけ?」とか「こういうことしたら世の中良くなるよね、次の当たり前作れるよね」という会話が常に飛び交うんです。そこに自分がついていくと、「あ、こここう考えちゃってたわ」みたいな。そこをどんどん固定概念を壊すきっかけでもあったなと思っていて、もっと広く考えなきゃ、みたいな学びがありました。
担当者(富山さん): 私は2021年、入社して2年目の時にメンターを一度やらせてもらっているんですが、その時は自分自身もまだ成長しきれていなかったというか、社会に対する解像度が低かったので、ビジネスセンスに課題感がありました。そこを運営メンバーとも話し合いながら伸ばすことができたかなと思うのと、やっぱり「想いをしっかりと持って、それを実現する方法をみんなで真剣に考える」のが、めちゃくちゃ楽しいなと思えたんです。その楽しさや、このイベントって本当に良いなという価値を改めて再認識できたのは、やってみての感想であり変化だったと思います。
参加者・蒼太郎くんに聞くTHINK FLAT CAMP
ーー 蒼太郎くんが 、THINK FLAT CAMPに参加しようと思ったきっかけを教えてください!
蒼太郎くん: 直接のきっかけは、通っている高校からお知らせが来たことですね。
高校2年生に上がった頃、それまではなんとなく過ごしていた高校生活にちょっとした不安を抱いていて。そんな時期にお知らせが流れてきたので、参加してみるのも面白そうだなと思って。課外活動に参加したことはなかったんですけど、いい機会だったので飛び込んでみました。
ーーTHINK FLAT CAMPの中で、様々なことがあったと思うんですが、中でも印象的だったことはありますか?
蒼太郎くん: 正直、もうだいぶ前の話なんで記憶が曖昧なんですが(笑)。でもとにかく大変だったことでは、やっぱり一番印象的なのは、時間にめちゃくちゃ追われていたことです。5日間、本当に切羽詰まって、最後の方とかすごい勢いで話をして、なんとか間に合うように詰めて。でもそれがすごく楽しかったです。
ーーちなみに、THINK FLAT CAMPの中ではどんな事業を考えていったんですか?
蒼太郎くん: 最終的には、学生と社会人が交換日記ができるようなサービスを考えていました。そこに至るまでにも結構紆余曲折あったんですが。
ーーその紆余曲折の部分をぜひ聞いてみたいです。例えば、最初はどんな課題感から始まったんでしょう?
蒼太郎くん: 一番最初は、みんなで「課題って何があると思う?」という話から始まって、最初に決めたのがオーバーツーリズムの問題だったんです。それでとりあえず決めて、最初の2日くらいは進んでいったんですが、2日目の中間発表後に「本当にこれでいいのかな」と迷いが出てきて。
担当者(富山さん): 中間発表で、「それって本当にみんながやりたいことなの?」ってフィードバックをもらったよね。そこから「本当に私たちがやりたいことって何なんだっけ?」を考えるのに、まるまる1日とか2日とか使って、みんなで考えたものを最後に出した形になっています。
ーー まず自分自身と向き合うところからだったんですね。自分のやりたいことや理想を、他のメンバーと一緒にすり合わせるということがTHINK FLAT CAMPの特徴であり、乗り越えるべき壁なのかなと思うんですが、蒼太郎くんのチームではどういう風にすり合わせを行って、その壁を乗り越えていったんですか?
蒼太郎くん: 自分たちのチームでは、プログラムに関係あることもないこともくくさん話をしていくうちに、共通する考え方みたいなのが見つかっていって仲良くなって。最終的に、みんなの中に共通して持っている価値観を元に、丸く収まるものを見つけていった、という感覚ですね。
ーーその過程の中で、多少ぶつかることもあったと思うんですが、その過程は蒼太郎くんにどんな学びや成長をもたらしてくれましたか?それが、当時でも今でも、どういう風に生きているのかも聞きたいです。
蒼太郎くん: 今でもすごく生きているなと思うのは、やっぱり「熱量が大事」ということですね。オーバーツーリズムを決めた時は、正直そこまで熱量がなかったんですよ。もちろん「そういうのもあるよね」と納得はしていましたが、「これを解決したい」というほどの熱量ではなかった。でもそれを2日目に指摘されて、「やっぱり妥協しちゃいけないな」って。すごく気づかされて、自分の持っていることをちゃんと相手に伝えた方がうまくいくんだな、というのが、すごく印象に残っていることです。
参加を迷ってる中高生にメッセージを
ーー最後に、参加を迷ってる中高生にメッセージがあるとしたら、どんな言葉を投げかけますか?
蒼太郎くん: 絶対にやってみた方がいいと思います。正直、自分も参加を迷っていた側なんです。その時は「何でも申し込むか!」のスタンスだったので、勢いで申し込んじゃったんですが、結果的にすごく良かったと思ってます。THINK FLAT CAMPからいろんな活動を始めたりして、本当に最初のきっかけとしてすごく良い。運営の方々の理念通りにめちゃくちゃなってるなと感じていて、さっき話を聞いて「俺本当その通りになってんな」って気もしました。全然不安がある必要もないと思うし、すごく良い環境だと思います。すごくおすすめです。
ーー ちなみに、蒼太郎くんが迷っていたポイントはどこにあったんですか?
蒼太郎くん: 迷っていたのは、やっぱり経験がなかったことですね、課外活動に対して。ちゃんとできるかなって。ビジネスのことも何も知らないし、議論もしたことないし、なんならコミュニケーションもあんまり得意じゃないなと思っていました。とにかくやったことがないからどうかな、という感じでした。
ーー その不安と参加してみてのギャップはどうでしたか?
蒼太郎くん: 全然うまくできたと思います。むしろ経験がなかったからこそ楽しめたので、THINK FLAT CMAPが良い発射台になって、次にまた不安を持たずに進むためのエネルギーになってるなと思います。
担当者(杉山さん): 本当に、THINK FLAT CAMPはきっかけでしかないかなと思っています。特に蒼太郎くんは、このTHINK FLAT CAMP後にちゃんと行動に移しているなと思っていて。例えば、蒼太郎くんは起業セミナーにも参加していますよね?
蒼太郎くん: もうすぐ最終発表が近づきます。
担当者(杉山さん): そう、ちょうど終わって数ヶ月後くらいに「こういうのをやろうと思ってます」ってメッセージが届いて。結構それもちゃんと審査があって通るのが難しいやつだと思うんですが、きちんと受かって、今6ヶ月の起業プログラムに参加しているんです。そういった風に、新しいことに何か挑戦して、次に出る人が多いなと思ってます。
課外活動の経験なし、むしろ「なんとなく過ごしてきた」と話す蒼太郎くんの変化が、THINK FLAT CAMPの価値を本質的に表していると思います。
「一歩踏み出しきれないな」と感じる人にこそきて欲しいと語る富山さん、蒼太郎くんの変化を丁寧に捉えその後も応援してくれている杉山さんのような心強いメンターと、本気で磨きあえる同世代の仲間と共に、この夏、一歩踏み出してみませんか?
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